キャンプを通じて出会った私たち。
人生で関わることのなかった人たちが、今では大切なキャンプ仲間になって
結婚、出産や引っ越しがあっても、予定を合わせて「ここ」に集合する。

私たちと大切な仲間が出会ったこの場所で
それぞれにテントを張って、キャンプ用品を設置してもらう。
そこに私たちがオーダーしたお花やクロス、食器を飾り付けて
特別な日のコーディネートへ。
挙式会場はパーティー時にはフォトスポットに出来るようにして、
子どもたちが飽きないように工夫した。

私たち夫婦への結婚の承認と特別なコーディネート以外は
この場所で普段過ごすように
川で釣りをして、みんなで火を囲んで、お酒を飲みながら食事を作って。

私たちもいつかは子どもを連れて
いつまでも仲間たちと一緒に時間を過ごしていきたい。

気負わず、仲間といつも通りに。
私たちが作りたいのは確立された「絶対的な特別な日」ではなくて
日常の延長線上。
だから、「普段通りにキャンプで過ごす格好で」がこのウェディングのドレスコード。

私たちもドレスとタキシードは着るけれど、
動きやすくてキャンプ場でも違和感がないようなカジュアルなコーディネートに。
ふたりの足元は多少の草木には影響されないブーツ。
ドレスはマキシ丈で準備をして
生地は通気性の良いリネン生地と透け感のあるレースでオーダーメイド。
ブーケも野花をメインにした物でカジュアルに。

山と川の幸をふんだんに使用した料理でおもてなし。
かしこまりたくないけど、私たちのために集まってくれた皆にとっても
特別な時間になってほしいから、シェフを呼んで出来立てのお料理と
いわゆる「キャンプ飯」の2パターンを用意した。

キャンプには欠かせない焚火も用意して
各料理の仕上げはシェフのレクチャーのもと自分たちで行いつつ
特別なシェフ特性お料理とセレクトしてもらったお酒を一緒にワイワイ楽しむ。
子どもたちが大好きな焼きマシュマロもたっぷり準備。

食材はこの地域でとれたお肉とお魚、野菜。
この場所とこの時間だからこその食事を皆に。