STYLE”MORE“
結婚式の「本質」に本気で向き合い
何度も話し合いを重ねたからこそ
完成したオリジナルウェディング
今回の結婚式のコンセプトであった、”Essentials Wedding”
(Essentials=絶対に必要な、不可欠な、本質)
私たちにとって絶対不可欠な大切な人だけをお招きしてのウェディングだからこそ本質にとことん向き合い、お二人が結婚式で本当に実現したいことを何度も話し合って突き詰めた結果、この式が完成しました。
打ち合わせを重ねる中でたくさんのアイデアが飛び交いましたが、その度に「これは本当に”Essentials”なのだろうか?」と原点に立ち返ることで、コンセプトの一貫性を保つことができました。
そしてこうして向き合ったことで、単にお二人がやりたいことをやるだけの一方向的な結婚式ではなく、ゲストにも心から楽しんでもらえるオリジナルウェディングとなりました。
会場はお二人にとって思い入れのある場所
"ハワイ"
お二人が結婚式の舞台に選んだのは、思い出の場所である、ハワイ。
しかし、ただ単に海外でリゾートウェディングがしたかったのではありません。
お二人が結婚式を挙げる"本質"に向き合ったからこそ、
会場は必然的にハワイになりました。
ハワイを旅する、3部制のALL DAY WEDDING
朝、新婦様にとって憧れのホテルである、モアナ・サーフライダーでのお支度から一日が始まります。
お支度を終えたら、コオリナへ移動。
美しいコオリナ・ビーチを目の前に望む、コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイで挙式を執り行いました。
それからゲストとランチパーティーを楽しんだらお二人はダウンタウンフォトツアーへ。
ハワイのダウンタウンを巡りながら、お二人だけでウェディングフォト撮影を楽しみます。
ウェディングデイの締めくくりは、ワイキキでのナイトパーティー。
ダイヤモンドヘッドを正面に構える会場で、
リゾートウェディングらしくリラックスした雰囲気でゲストとの時間を過ごされました。
朝から夜まで1日の時間を贅沢に使って、穏やかな海街のコオリナ、そして賑やかな都会のワイキキと、ハワイを旅するようなスケジュールにしたことも、この結婚式のこだわりポイントです。
大好きなご祖父母にも海と空から見守られて
ハワイ挙式で人気の会場である「コオリナ・チャペル・プレイス・オブ・ジョイ」ですが、お二人がこの会場を選んだ理由は、ご逝去された新婦様のご祖父母にも晴れ姿を見せるためでした。
葉山の海に散骨された、お祖母様。
海はつながっているから、きっとお祖母様にもお披露目できると、チャペルから海が見えるだけではなく、海からもチャペルが見えるオーシャンフロントの会場を選ばれました。
そして、お祖父様からプレゼントされた形見のペンダントをビーチでつけて、空へお披露目を。
こうして、ご祖父母へお二人の晴れ姿をお披露目することが叶いました。
細部までこだわり尽くした
ブルー × グリーンのコーディネート
挙式とランチパーティーを終えたら、コオリナから移動して再びワイキキへ。
ナイトパーティーは、ダイヤモンドヘッドが夕日に染まる時間にスタートしました。
会場に入ると、ハワイのトロピカルな雰囲気から一転して、海辺のティーパーティーを思わせる空間が広がります。
ブルーとグリーンで統一されたコーディネートには、細部までお二人のこだわりが表現されました。
グラスをはじめショープレート、バンケットチェアと、元々会場に用意されていたものは使わず、完全にティーパーティーのテーマに合ったものだけをセレクト。
こうして、一から作り上げたお二人のためだけの、唯一無二の会場コーディネートが完成しました。
そのこだわりは、高砂の裏にあるデザートブッフェにも散りばめられています。
ゲスト一人ひとりの名前が入ったアイシングクッキーや、幸運を象徴する祝祭菓子であるコンフェッティなど、ブッフェに並べられたスイーツもすべてコーディネートの一部として統一されています。
普通の結婚式にはしたくないから。
高砂はあえて作らない
ナイトパーティーでのお二人の席は、ダイヤモンドヘッドをバックにした席ではなく、あえてゲストと同じテーブルに。
写真映えすることよりも、ゲストとの距離感を大切にしたところにも、お二人が考える結婚式の「本質」が映し出されています。
雑誌風のプロフィールブックが、会場をひとつに
プロフィールブックは、おしゃれな雑誌風のデザインに。
お二人がそれぞれ歩んできたヒストリーや、お二人が出会ってからのストーリーが詰まっています。
実はこのプロフィールブック、お二人だけではなく、ゲスト全員のプロフィールも写真付きで掲載されています。
そのおかげで、ゲスト同士も互いに親しみを持つことができ、会場全体に一体感が生まれました。
大切なゲストへの想いを、ハワイ語にしたためて
エスコートフラワーとともにゲストへ宛てられたメッセージカードには、「Lino」「Holomua」といったハワイ語の文字が。
これには、お二人がゲスト一人ひとりをイメージしてあてたハワイ語とその言葉の意味、そして感謝の気持ちがつづられています。
普通の結婚式のように、待ち時間を埋めるためのコンテンツにはしたくない。
お二人のその想いを反映して、ゲストにメッセージを読んでいただく時間は、あえてナイトパーティーの途中に設けました。
お二人からの感謝の気持ちをゲスト全員へ伝えたあとに、一斉にメッセージカードをオープン。
みんながやっているからメッセージカードを書くのではなく、大切なゲストへお二人の想いを伝えたいからという、結婚式の”本質”に向き合ったからこそのコンテンツでした。