結婚式が新しい離島振興の形に—自治体とともに考案・検証を実施ワタベウェディング


ワタベウェディングは、長崎県・小値賀町と協力し、離島における地域活性化への貢献を目的に、小値賀島のロケーションや特性を活かしたウェディングプラン「小値賀島 DIY Wedding」を提案し、商品化に向けた開発業務を自治体より受託しています。
本年度(2019年度)は、モニターを用いた事業性検証及び商品化に向けた課題抽出の実施、次年度(2020年度)では、商品造成に伴うアドバイスを予定しております。
当取り組みは、当社が有するリゾートウェディングのノウハウを提供することで、小値賀町における滞在型観光の促進を目指すものです。
また、「大学生観光まちづくりコンテスト2018」で最優秀賞となる「観光庁長官賞」を受賞した長崎県の活水女子大学の小値賀島ウェディングプランの事業化に向けて、当社がアドバイザーとして参加したことがきっかけとなり実現いたしました。
プラン名にある、「DIY」(Do It Yourself の略称)には「結婚式を自分好みにプロデュースする」という意味が込められています。小値賀町の全面協力により、島内の道路や海岸、古民家などを挙式やパーティの会場とすることが可能です。
モニターウェディングは2019年10月26日(土)に実施。モニターとなった力ップルは、2019年6月に当社にて募集をした、実際に結婚をするカップルとなります。今回のウェディングは、モニターカップルの希望もあり、小値賀島の特性を活かした内容となりました。
基本のウェディングアイテムは島内のモノを使用しました。席札は島内の活版印刷で作成していただき、アーチやオブジェは小値賀島に流れ着いた流木で制作しました。
また、地産地消をテーマにしたパーティメニューを島内のレストランによって開発。さらに、準備や当日の進行は島民ボランティアによって行われました。



